Day5

今日は土曜日。

明後日の退院、受け入れの準備のためにまずはたまっていた洗いものを片付ける。

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一人でこのうちで晩御飯を食べたこの一週間は、毎日スーパーの惣菜だったけど、それでも洗いものはたまるんだね。

本格的な掃除と片付けは明日にして、病院へ。


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このポーズでゲップを出します。

夕方にお母さんのお姉さん、つまり君のおばさんが来たよ。

お父さんは、壁があっておばさんとあまり同席できなかった。早々に姉妹水入らずってことを口実に逃げたり。

 

帰りの見送りで、おばさんから男の子でよかった?と聞かれた。

お父さんは曖昧な肯定を返したけど、男の子だろうと、女の子だろうと、君が来てくれただけでうれしい。

いまはキミが男か女かなんて、正直、違いもわからないんだな。ある意味、ジェンダーとセックスからフリーな存在だ、キミは。

 


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Day4

個室の利用は昨日まで。

お母さんは、今朝から大部屋に引っ越し。

部下との緊急面談が終業後にあったりして、病院に着いたら20時をまわっていた。

今日はマイサンのユーに、会えなかった....

ガー....ン。


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お母さんと廊下で面会。

15分ほど話してさよなら。

 

今回のことでお母さんが傷ついているのを見ると、お父さんは正直、生まれたばかりのキミのことよりも、お母さんのことのほうが心配だったんだ。


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少し元気が出てきたみたいで安心。

 

Day2

昨日、一昨日は君のために仕事を休んだ。

今日もずっと君たちと一緒にいたかったけど、今日は抜けられない仕事があったんだ。

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20時の面会時間終了、1分前に入室。

個室だから許される贅沢。

初めてのスリーショット。


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初めてのミルクやり。


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ばぁ。

 

また、明日ね。

おやすみ。

Day1


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怒涛の夜が開けて改めてご対面。

こんにちは、マイサン。


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つい、12時間前まで、君はこの中に半年以上もいたんだよ。

名残惜しいだろけど、持って帰っちゃダメみたいなので、最後のご挨拶。

ありがとう、胎盤さん。


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お母さんは、まだまだ傷口が痛いみたい。

涙がとめどなく流れている。

その涙の裏にはあるのは、傷口の痛みだけじゃないみたい。

生んでくれただけでいいのに。

責任感の強いお母さんらしいね。

ありがとう。お母さん。

ほんとにお疲れ様。